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医療事務の資格とは?資格の種類や取得するメリット、勉強方法について解説!

医療事務の資格について興味を持ち始めた人は、

「医療事務資格ってどんな具体的には資格?」
「医療事務資格を取ると就職に有利になるの?」
「勉強方法が分からない、医療事務資格の難易度は高いのかな?」

と様々疑問に思うことが多いと思います。

結論からいうと、医療事務資格の取得を有効活用するためには、まず自分の就きたい仕事や深めたい知識を整理してから、取得する資格を見極めることが大切です!

なぜなら、自分の深めたい知識に関連する資格を見極めて取得することで、資格を取得した理由を明確に説明できるからです。

そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「医療事務資格」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、医療事務資格に関する知識を獲得することができて、資格取得を有効に生かすことができます!

※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

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医療事務とはどんな仕事?資格が必要?

就活男性アイコン

友人が楽しそうに医療事務で働いているため、私も医療事務への転職を考えているのですが、まだしっかり調べきれていません。まずは資格を取得しようと思っているのですが、このような進め方でいいのでしょうか?

指立てる女性アドバイザー

資格を取得することは悪いことではありませんが、まずは医療事務にどのような職務があり、あなたがどういった仕事をしたいかについて考えた方が良いかもしれません。まずは医療事務全般の概要を確認していきましょう。

医療事務の仕事内容は多岐にわたる

医療事務の画像医療事務の仕事は大きく以下の3つに分けることができます。
①受付業務 ②クラーク業務 ③レセプト業務

①受付業務はイメージしやすいかと思いますが、病院やクリニックの受付です。保険証を預かったり、診察科の案内したり、会計を担当します。

②クラーク業務とは、外来と病棟でその仕事内容がやや分かれます。
外来クラークは、患者と医師または看護師を繋ぐ役割です。病院で名前を呼ばれたり、カルテを渡された経験がある方も多いと思いますが、そのような業務を担います。
病棟クラークは入院病棟での事務を担います。入退院や食事などの管理の仕事が該当します。

③レセプト業務は、保険診療における保険適用分の請求を担当機関に申請する仕事です。
保険の点数(診療報酬点数)を扱える能力が必要とされます。

全国で求人があり、長く続けられる仕事として人気

医療事務は、ほぼ全ての病院やクリニックで需要があるので、全国各地で求人があります。

そのため、家の近くで働ける可能性も高く、病院によりますが、勤務日や勤務時間について融通がきくケースも多いため、長く続けられる仕事として人気があります。

ほとんどの職場では座った状態でのパソコン業務になるので、立ち仕事は体力的にきついという人には体への負担が少ないのも長く続けられる理由の一つとして考えられます。

医療事務は、未経験でも活躍できる

医療事務の魅力の1つに、未経験者でも活躍できる仕事であることが挙げられます。

患者、看護師、医師など多くの方とコミュニケーションをとる必要があるので、コミュニケーション能力に自信がある方には特におすすめできます。

具体的には接客業(飲食やアパレル)や営業経験がある方は、前職の経験を生かすことができます。

ここから詳しくご説明しますが、医療事務の仕事に就くにあたり、必須の資格はありませんので、多くの求職者に転職の門戸は開かれています。

資格は必ずしも必要ではない

繰り返しになりますが、医療事務への転職にあたり資格は必ずしも必要ではありません。

ただし、自分の就きたい仕事や磨きたいスキルが明確であり、その延長線上で資格を取得していた場合は、年収などの条件アップや、採用活動において有利になる可能性もあります。

例えば、レセプト業務は仕事をしながら覚えることも可能ですが、「診療報酬請求事務能力認定試験」に合格することで、より早く職場で活躍することも可能ですし、採用においても有利になる可能性が高まります。

医療事務への転職に際して資格は必須ではありませんが、レセプト業務などの専門的な仕事もあるため、自分が就きたい仕事や深めたい仕事領域と照らし合わせながら、資格取得をすることも有効です。

医療事務資格は国家資格?民間資格?

結論からいうと、医療事務資格に国家資格はありません。

全て民間団体(主催学校等を含む)の認定資格となります。すなわち、全ての資格が民間資格です。

ただし、診療報酬請求事務能力認定試験については、公益財団法人である日本医療保険事務協会という厚生労働省が認定した公益法人が主宰する資格であり、「公的資格」と呼ばれています。ただし、公的資格であっても国家資格ではない点に注意が必要です。

医療事務の資格を取得するメリットとは?

思案顔の就活生アイコン

医療事務の仕事において、資格取得が必須ではないことが分かりました。資格を取得するメリットはどこにあるのでしょうか?

指立てる女性アドバイザー

資格取得そのものに意味があるのではなく、資格取得を通して得ることができた知識に意味があります。その知識を使って、業務の幅を広げたり、深めることが可能となるためです。

また、転職前に資格を取得することは必須ではないとご紹介しましたが、転職におけるメリットについてもご紹介します。

資格取得のための勉強を通して、知識を得られる

医療事務資格に限らず、全ての資格にいえることですが、資格取得は本来の目的ではなく、その分野の知識の習得が本来の目的で、その結果を可視化するツールでもあります。

よって、資格の取得において得られるメリットは、その分野の知識を体系的に会得できることと、その知識を得たことを分かりやすく対外的に証明できることです。

就職活動や転職活動において「資格を取得するメリットがあるか?」という声がよく聞かれますが、それは「その分野の知識を深めることが、あなたの希望職種や希望業務内容、またはアピールするスキル等にマッチしているのであれば、メリットがある」ということになります。

未経験でも知識の証明になる

2つ目のメリットは、1つ目のメリットで少しご紹介しましたが、あなたが身に付けている知識を事細かに説明しなくても、資格によってその能力が担保される点です。

ただし、資格を取得するに至った経緯は何よりも重要なので、なぜその資格を取得しようと思ったのかについても紹介できるように準備することが重要です。

資格を取得すれば、優遇される場合も

3つ目のメリットは資格を取得していることで、優遇されるケースがあることです。

医療事務の資格は80種類以上あり、どの資格が優遇されるかは、転職先の病院やクリニックの状況によっても異なるため、一概に言えません。

しかし、先ほどご紹介した公的資格である「診療報酬請求事務能力認定試験」や、「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」はメジャーな資格であり、優遇される可能性が高いと言えます。

特に現場では、レセプト業務の従事者が不足しているケースが多く、「診療報酬請求事務能力認定試験」に合格している求職者を優遇する病院やクリニックが多いようです。

資格取得の最も大きなメリットは、その資格分野の知識を獲得できることで、その知識を習得した証明として有効である事です。
そして、資格の取得理由を、希望の仕事内容や自分の強みや弱みと絡めて論理立てて説明できるようにすることで、資格取得のメリットを最大限生かすことができます。

医療事務資格は取得しても意味ないって本当?

結論からいうと、上記にもありますが知識を得られる・知識を有しているという証明でもあり、医療事務資格を取得して意味がないことはありません。

ただ、医療事務資格は民間資格なので、資格によっては数日の勉強で取得できてしまうような資格もあります。

取得の難易度があまりにも低い資格は、取得しても差別化につながらずメリットが薄いため注意が必要です。

医療事務資格にはどんな種類がある?人気の資格と、その特徴は?

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医療事務資格の取得メリットについてよく理解することができました。先ほど医療事務の資格は数十種類あると伺いましたが、どのような資格があるのでしょうか?

アドバイザー女性のアイコン

医療事務の資格は数多くありますが、代表的な資格をいくつかご紹介します。どのような資格があり、それぞれの資格がどのような知識の習得につながるのか確認してみましょう。

医療事務の資格は数十種類

医療事務の資格は民間資格ということもあり、80種類以上の資格があります。

学校や資格団体が任意で資格を設けているので、これだけ多くの種類になっていますが、身に付けたい知識と一致すれば、「診療報酬請求事務能力認定試験」や「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」といった認知度の高い資格の取得をおすすめします。

ここからは、代表的な医療事務の資格についての概要をいくつかご紹介します。

※資格名に「R」がついていることがありますが、このRは商標登録済みであることを意味します。

医療事務認定実務者(R)

医療事務認定実務者(R)は、医療事務に関する基礎知識の学科問題、診療報酬明細書(レセプト)作成問題の実技試験を行い、医療事務の実務の基礎的な知識を身につけていることを客観的に証明するものです。

合格率も6〜8割と標準で、在宅試験も月に一回行っておりなかなか試験会場へ足を運べない人など幅広く門戸が開かれています。

試験の概要は以下の通りです。

■測定能力
・医療事務の実務における基礎能力

■出題概要
・医療事務に関する基礎知識(30問、学科)
・診療所での外来症例を想定した診療報酬明細書作成(1問、実技)
※すべて4択問題として出題

■試験時間
・トータル90分間

■試験回数
在宅試験は月に1回
※会場試験は認定機関が開講する講座の受講者が受験対象となるため、試験日程は各機関の情報を確認。

■受験料
・一般受験が5,000円(団体受験は4,500円)

■その他
・合格率は6割から8割

参照:全国医療福祉教育協会

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))

医療事務技能審査試験は、医療事務としての知識や技術があることを証明するための資格です。

実務に関する知識があると認定されるため現場での信用度も高く、人気の資格になっています。

試験概要は以下の通りです。

■測定能力
・医療機関等における受付業務、診療報酬請求事務業務に関する職業能力

■出題概要
①医療事務知識を問う学科問題(25問、学科)
②患者接遇(2問、実技I)
③診療報酬請求事務(4問、実技II)

■試験時間
①60分間
②50分間
③70分間

■試験回数
・医科は基本的に月1回、歯科は2ヶ月に1回(奇数月)

■受験料
・7,700円

■その他
・合格率は5割から6割

参照:一般財団法人 日本医療教育財団

医科2級医療事務実務能力認定試験

医科2級医療事務実務能力認定試験は、診療報酬明細書作成技能を含む診療報酬に関する知識、医療関連法規に関する知識と技能を身につけていることを客観的に証明するものです。

試験概要は以下の通りです。

■測定能力
・医療関連法規に関する知識、診療報酬請求に関する知識、実技として外来・入院に関する知識と実技

■出題概要
・医療関連法規に関する知識(10問、学科)
・診療報酬請求に関する知識(10問、学科)
・診療報酬明細書作成(2問※外来1問・入院1問、実技)

■試験時間
・トータル120分間

■試験回数
・年3回

■受験料
・一般受験:7,700円、団体受験:7,200円

■その他
・合格率は6割から8割

参照:全国医療福祉教育協会 医科2級医療事務実務能力認定試験

医療事務管理士

医科 医療事務管理士は、保険制度に関する知識、医療費の算定・請求に関する知識、医療に関する基礎知識、事務処理の技術・能力などの幅広く実践的な知識技能が求められる資格です。

年齢や性別に制限がなく、実務経験などがなくても受験できます。

試験概要は以下の通りです。

■測定能力
医療機関内での患者受付け、治療費の計算、診療報酬明細書作成、カルテ管理に加えて、医療保険制度や診療報酬の仕組みを理解と診療報酬の算定能力

■出題概要
①診療報酬明細書点検問題1問・ 診療報酬明細書作成問題2問 ※外来1問、入院1問(計3問、実技)
②マークシート(10問、学科)

■試験時間
①60分 3問(計180分)
②60分

■試験回数
・年6回(奇数月)
※インターネット試験は任意の時期に受験が可能

※現在はコロナウイルス感染症拡大の状況のため全て在宅受験(2021年1月現在)

■受験料
・7,500円

■その他
・合格率は5割程度

参照:技能認定振興協会 医科医療事務管理士

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、その名前の通り診療報酬請求に特化した資格試験です。

診療報酬明細書は、厚生労働省が定めた診療報酬点数表に従い作成する必要があり、高い専門性や幅広い知識と正確性などが必要になります。

診療報酬請求事務能力認定試験は、数ある医療事務の中で唯一厚生労働省が認定するものであり、医療事務の資格のなかで最高峰とも言われています。

難易度も3割程度とほかの試験に比べて高く、この資格を持っていることで高い水準の知識と技能レベルを持ち合わせていることの証明になると言えます。

試験概要は以下の通りです。

■測定能力
診療報酬請求の実務を正しく行うために必要な能力を測定し、認定する。

■出題概要
・学科
①医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
②保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
③診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
④医療用語及び医学・薬学の基礎知識
⑤医療関係法規の基礎知識
⑥介護保険制度の概要

・実技
診療報酬請求事務の実技

■試験時間
・180分間

■試験回数
・年2回

■受験料
・9,000円

■その他
・合格率は3割程度

参照:公益財団法人 日本医療保険事務協会

難易度や出題傾向を確認し、取得する資格を選ぼう

資格の取得を考える際は、その資格が網羅している分野を確認し、自分が学習したい分野と一致している資格を選ぶことが一番重要です。

その上で資格候補がいくつかある場合は、難易度を確認しつつ、なるべく難易度が高い資格を取得することをおすすめします。

医療事務資格は80種類以上ありますが、まずは自分が知識を深めたい分野と資格の分野がマッチしているかどうかを確認しましょう。
迷った場合は、「診療報酬請求事務能力認定試験」や「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」といった認知度の高い資格の取得をおすすめします。

医療事務資格の難易度は?資格によって違う?

医療事務資格の難易度は資格によって異なります。資格の合格率は原則、各資格のHP等で公表しておりますので、それを参考にすることをおすすめします。
難易度の高い試験の取得を目指すことで、知識がより深まりますし、高いレベルの資格を取得していることを転職先に証明することが可能です。

医療事務資格の勉強方法とは?それぞれのメリットとデメリットは?

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医療事務資格の種類や選び方についてよく理解することができました。
次の休日に本屋に教材を買いに行って勉強しようと思うのですが、その他におすすめの勉強方法はありますか?

指立てる女性アドバイザー

勉強方法はいくつかありますが、個々にあった勉強方法を選ぶことが1番です。具体的な勉強方法をいくつか紹介しますので、ご参考にしてください。

市販の教材やテキストを利用する

1つ目の勉強方法は、独学です。市販の教材等を使用することで、学習することを指します。

メリットは、コストがテキスト代程度なので非常に安価であることと、自分の都合で勉強時間を決められることです。

デメリットとしては、医療事務に関する法律は頻繁に改正されるので、最新の情報がキャッチアップしにくくなることと、質問する相手がいないことです。

通信講座を受講する

2つ目の勉強方法は通信講座の受講です。

コストは独学よりもかかりますが、独学の次に低いコストで資格取得を目指すことができます。

メリットは、課題提出のスケジュールが定められているので、自己管理が苦手な人でもテンポよく勉強を進めていけることが挙げられます。

デメリットは、在宅なので通学講座や専門学校と比較すると緊張感が保てない、資格取得を目指す仲間がいないことが挙げられます。

通信講座の費用は4万円〜6万円程度が多いようです。

通学講座に通う

3つ目の方法は通学講座の受講です。

通学講座のメリットは、一緒に資格取得を目指す仲間ができ、さらに先生に直接質問ができることです。自分1人ではだらけてしまったり、挫けてしまう、という方には特におすすめの方法となります。

デメリットは、費用がかかることです。費用は講座によって異なりますが、8万円〜15万円程度が多いようです。

専門学校に通う

最後の勉強方法は専門学校への通学です。

専門学校のメリットは、幅広く専門的な内容をじっくり学ぶことができる上に、勉強だけでなく就職のサポート体制も含めて圧倒的な充実度を誇ることですが、デメリットとしてはその費用の高さがあります。

入学金は15万円前後、授業料は年間100万円程度のところが多いようです。

自分に合う勉強方法で合格を目指そう

いくつかの勉強方法をご紹介しましたが、最も環境が整っているのは専門学校と言えそうです。

ただし、通学する時間がない方や予算オーバーという方も多いと思いますので、自分に合った勉強方法を選択するようにしましょう。

医療事務資格の取得における勉強方法はいくつかありますが、求人情報の獲得や書類添削、面接対策などのアドバイスを求める人は、それぞれの勉強法に加えて、転職エージェントへの相談を併用することをおすすめします。

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この記事の著者

eric.a

社会人歴15年で販売、編集者、営業職など転職経験4回あり。実際に利用した転職エージェント・転職サイトは10以上にのぼり、その経験を元にキャリア構築・転職活動に関わる記事を執筆中。

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