50代でも転職は可能?オススメ転職エージェント13選と成功のポイントとは

「50代の転職」を成功させるためには、転職市場が求めている50代転職者の価値を理解することが大切です。
なぜなら、企業・経営者・人事担当者の姿勢を理解することで、「自分の価値を改めて見つめなおすこと」が可能になるからです!そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「50代の転職が成功するため」のノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、50代の転職の進め方を理解することができて、早期の内定を獲得できるようになります!
※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。
- 各転職エージェントのデメリットを補い合って利用できる
- 様々な視点でアドバイスをもらえる
- 多くの非公開求人を確保できる
- 複数の企業に内定した時に好条件で入社できる
目次
50代の転職に転職エージェントがオススメな理由3選

私は30年ほど今の会社に勤めている50代の会社員なのですが、プライベートでは親の介護の話が出てきたり会社では方針転換により私の携わる業務が大きく変わったりと、自分の働き方を見直すタイミングになってきました。
50代で転職となると難しいと思っているのですが、そのあたりはどうなんでしょうか?

様々な転換期が来ていてとても大変な時期ですね。そんな中「転職」という環境を変える選択をとられるのは勇気のいる決断だと思います。不安な点も多いと思いますが、正しい手段をとっていけば大丈夫です!
50代からでも実際に転職を成功させている事例はたくさんありますので、まずはそのために「転職エージェント」をうまく活用して、転職の情報を掴むところからスタートしましょう!
50代からの転職であれば、転職エージェントを活用した転職がオススメ!
理由1 50代が自分で行う転職は長期化しやすいから
確かに50代のハイキャリア・ミドル層を求める企業は数多くあるのですが、採用における条件や経験等の絞りが強いという問題があります。
だからこそ、求職者の方が一人で転職活動をしてしまうとそのギャップになかなか気づくことができず、受けては落ちての繰り返しをしてしまうというケースが多いようです。
決して能力が無いというわけではなく、より適正・相性が重要視されるのでこのような傾向になってしまいます。
だからこそ、そのギャップを埋める役割として、間に転職エージェントが入ったほうが早く転職を進めることができるんです。
理由2 求人サイトには50代が応募可能な求人が少ないから
多くの転職サイトには20~40代をメインにした求人が目立ちます。
転職サイトの求人は門戸を広げて幅広く募集をかけるスタイルの親和性が高いため、専門性や経験を厳しく問うような案件は少ないんです。だからこそ、転職サイトは応募可能な求人がぐっと減ってしまいます。
あなたのこれまでのスキルや経験を、より丁寧に分析して適した求人を紹介してくれる転職エージェントのほうが向いているのはこのためです。
理由3 今の正しい市場価値を知ることができるから
これまで自分の「転職市場での価値」というものを知る機会はきっとなかったと思います。
だからこそ、自分の主観だけではなく客観的な立場から判断をしてくれる人がいると、スムーズに転職活動を進められるはずです。
現在、人材不足が叫ばれている日本の転職市場における「あなたの価値」を一度客観的に見つめることで、損をしない転職活動を、場合によってはとってもお得な転職活動になることだって夢ではありません。
転職エージェントをうまく活用して、スムーズに好条件の求人を見つけるのが得策です。
転職に成功した50代は4社以上の転職エージェントに登録している

転職エージェントの大切さはとても分かりました。なのでひとまず一社だけ登録をしてみて様々な情報を掴んでいきたいと思います。その一社を選ぶのが難しいのでぜひオススメを聞きたいのですが、私のようなタイプにはどの転職エージェントがオススメなのでしょうか。

ちょっと待ってください!
50代の転職で成功している人は、4社以上の転職エージェントに登録しているという傾向があります。1社だけではカバーできない様々な面を補って転職を進めるほうが、効率よく進められるからです。具体的にどのようなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。
転職を効率よく進めるには、複数のエージェント登録が必須!
前述した通り、50代向けの求人というのは若手に比べてそんなに多くはありません。
そのため各転職エージェントが保有する求人にも限りがあります。
そして50代向けの求人はこれまでの経験・スキルとの親和性が重要視されるため、よりマッチしづらくなる傾向があるんです。
だからこそ、自分が触れられる求人数を増やしていくためにも、複数の転職エージェントに登録しておくのが成功の秘訣と言えます。
また、キャリアアドバイザーとの相性の問題もあるため、その見極めのためにも複数登録しておくと安心です。
全ての50代にオススメな転職エージェント4選

50代で初めて転職活動を行うので、どの転職エージェントを使っていけばいいのかあまり分かっていません。そもそも各転職エージェントの特徴も掴めていないので判断できないのが現状です。
こんな私にもオススメの転職エージェントがありましたら、それぞれ教えてもらえると嬉しいです。

たくさんの転職エージェントがあるので迷ってしまいますよね。数多くの転職エージェントがありますので、まずは50代の方に幅広くおススメしているものをご紹介していきたいと思います。
まずはコチラに登録していれば間違いありませんので、早速見ていきましょう!
50代の求人もカバー【リクルートエージェント】
引用元:リクルートエージェント
求人広告・転職エージェントの古株ともいえるリクルートが提供しているエージェントサービスです。
保有している案件数が圧倒的に多く、50代向けの求人も十分あるという点と、経験者を求めるものや高収入の非公開求人も集まってきやすいブランド力があります。
自分のこれまでの経験・スキルを活かしてしっかりと転職をしていきたいという方にとって、登録しておいて損はない転職エージェントといえるでしょう。
業界トップレベルのサポート力やノウハウを得られる点でも外せないサービスです。
年代・経歴を問わずに丁寧にカウンセリング【Spring転職エージェント】
引用元:Spring転職
人材派遣業界で有名なアデコが提供する転職エージェントサービスです。
特徴としては、エージェントが業界・職種によって専門特化されており、自分の希望業界・職種に沿った担当者を選ぶことができるんです。そのため、担当とのミスマッチを防ぐことができるだけなく、専門性の高いアドバイザーとして信頼できる担当者を見つけることができます。
だからこそ、自分が分からない業界・職種について詳しい担当者を捕まえられる点でとてもオススメの転職エージェントと言えます。
全国拠点で地方の求人にも対応【パソナキャリア】
引用元:パソナキャリア
転職・派遣などで知名度の高い「パソナキャリア」ですが、50代向けの転職活動にも力を入れています。
また、業界ごとに専門のコンサルタントが在籍しており、それぞれのユーザーが希望する業界に合わせて、進路相談・悩みに真摯に向き合いキャリアアップを全力でサポートする体制を整えられているのが特徴です。
そして全国に拠点があり、都心部だけではなく地方の求人も多数保有しているので、誰にでもオススメできる転職エージェントといえます。
転職エージェントと転職サイトを兼ね揃えた【doda】
引用元:doda
転職メディア・エージェントサービスについて30年近くの提供実績があるdodaは、パーソルキャリアが運営しているサービスです。
20代の若手から50代のハイキャリアの方まで幅広く支援をしているので、年代問わず満足できる転職エージェントと言えます。
また、dodaのホームページ内にあるコラムでは、年代別に転職時に気をつけておくべきことなども詳しく紹介されているので、参考になる情報を数多く集めることができるでしょう。
公式サイトはこちら50代のハイキャリアの方も手厚くサポートできる総合力がこの4社の魅力です!
キャリアに自信がある50代にオススメな転職エージェント5選

私はこれまでのプレイヤーとしての実績、チームをまとめてきたマネジメント経験、それぞれを活かして更なる可能性を自分のキャリアに見出したいと思っています。
そのためには今の会社ではなく新しい環境でイチから試してみたいという想いが強いのです。
こんな私にオススメの転職エージェントがありましたら、ぜひ教えてほしいです。

更なるステップを目指す、ハイキャリアのための転職エージェントですね。
それであれば、いくつかオススメがありますので是非登録・面談をしてご自身に合うものを選んでみてください。ハイキャリア向けの転職エージェントは、非公開求人がそれぞれに用意されていますので、複数種類を上手に使っていくのがオススメですよ。
自分にとっての向き不向きを判断しながら、それぞれぜひ活用していきましょう!
ハイクラス向けヘッドハンティングで効率よく転職【ビズリーチ】
引用元:ビズリーチ
BIZREACH(ビズリーチ)は最近テレビCMなども増えてきて、少しずつ知名度が上がってきています。
CMの内容で「どこであんな人材を?」と面接担当者が驚くような人材に出会える点を企業へのアピールポイントにしているなど、即戦力・マネジャークラスとなるような人材を紹介することが上手い転職エージェントです。
その分、経験者向けの高収入の案件がたくさん集まっています。今後も認知度が上がっていくうえでどんどん高収入案件数も増えていくでしょう。
これまでハイキャリアを歩んできた方にもピッタリの転職エージェントです。
50代からの年収アップも可能【キャリアカーバー】
引用元:キャリアカーバー
CAREEA CARVER(キャリアカーバー)は、人材業界大手のリクルートが運営する、ハイキャリア・エグゼクティブ求人を専門に取り扱う転職エージェントです。
担当となる転職エージェントを自分で選ぶことができるのが最大の特徴です。
自分の希望する条件や性格に合った担当者を自分で選ぶことができるのはなかなかないサービスですよね。50代からでも年収アップを目指していきたいという人は、好条件の求人が多くあるため、是非一度登録してみるといいかもしれません。
ハイキャリアの50代でも満足の求人が豊富【JACリクルートメント】
引用元:JACリクルートメント
高収入をしっかり目指したいという方であれば、JACリクルートメントがオススメです。
JACリクルートメントはロンドン発祥の外資系転職エージェントで、日本でも多数のハイキャリア転職の支援実績を誇ります。
外資系の転職エージェントだからこそ、外資・海外の求人やハイエンド層向けの求人を多く保有しており、それに合わせた手厚いサポートが評判です。
高収入を目指したいという人であれば、外資系転職エージェントの代表株としてJACリクルートメントに登録していれば安心といえます。
高ポジションの求人が業界最多【ix転職】
ix(アイエックス)転職は、転職サービスを長年提供しているdodaが提供するエグゼクティブ向けの転職エージェントサービスです。
単純に年収が高い案件のみならず、様々なエグゼクティブクラスの方の要望を叶える求人を幅広く保有しています。
現場に近い責任者としての働き方が良い、ゆくゆくは経営者を目指していきたい、自分で新規事業を企業の中で始めていきたい、などの様々な志向に合わせた求人があるため、ハイエンド層であれば誰でも満足できる転職エージェントといえるでしょう。
50代向けハイクラス求人が豊富【転機】
引用元:転機
転機は、面接時に経営者と直接話して決めることができることを売りにしているちょっと特殊な転職エージェントです。
大手の転職サイト・エージェントサービスでは扱わないようなハイクラス人材向けの案件を多く保有するエージェントサービスといえます。
登録後に見られるページでは、求人を出している会社の経営者が出演する動画を見て、実際に受ける企業・面談する企業を選ぶことができるようになっています。
50代にオススメな特化型転職エージェント4選

私はこれまで、通常の転職サイトなどではなかなか求人情報が出回らないような業界・役職にいたため転職活動を行うのが非常に難しいと思っています。
それこそ、コネクションが重要となるので転職メディアやエージェントではなかなか進められないと思うのですが、何か良い別の方法はないのでしょうか?

近頃は、特別な業界・職種であっても、転職エージェントをしっかり選べば支援可能な場合もあります。転職エージェントの中にも「特化型」といって、特定の業界や職種、エリアに特化した情報を提供するものがあります。
特殊な業界の風土に合わせた転職サービスを提供しているので、まずは自分の求める転職先に特化したものが無いか調べてみるのをオススメします。
意外な業界・職種でも特化型の転職エージェントがあるので、まずは色々と探してみましょう!
語学力を活かす転職が可能【アージスジャパン】
引用元:アージスジャパン
アージスジャパンは、外資系の企業や日系グローバル企業の転職に強い転職エージェントサービスです。
語学力を活かしたいという方や、外資系企業で実力を試したいという方に特にオススメする転職エージェントです。
実際にこの領域で約20年近く運営をしている企業なので、実力・サポート力などもバツグンのキャリアアドバイザーがあなたのセカンドキャリアを応援してくれるでしょう。
外資系に特化した転職エージェント【ISSコンサルティング】
引用元:ISSコンサルティング
「自動車・機械・化学」などのメーカー系、「アパレル・食品」などの消費財系の業界に強みのある外資系特化型の転職エージェントサービスです。
有名企業も多く担当しており、ハイキャリアの求人のみを扱っています。
在籍しているキャリアコンサルタントは、各業界毎に専門特化されており、ほとんどがその業界の経験者で構成されているようです。
また、定期的に業界別の個別説明会なども開いているようなので、そうしたイベントを活用するのもいいかもしれませんね。
金融・コンサルに特化【アンテロープ】
引用元:アンテロープ
金融・外資コンサルなどに特化された転職エージェントサービスのアンテロープ。
業界未経験であっても転職できたという口コミもあるほど、その業界への挑戦者をサポートする力のあるエージェントです。
近頃では、ハイキャリアを活かしてスタートアップ企業へ転職をするのを支援するサービスにも力を入れているようです。
自らの金融・コンサル業界のキャリアを十分に活かして転職したい方や、そうした経験をこれからでも積んでいきたいという方にはオススメです。
世界有数のグローバル企業への転職が可能【ロバートウォルターズ】
引用元:ロバートウォルターズ
ロバートウォルターズはロンドン発祥の人材紹介会社で、日本の「ロバートウォルターズジャパン」では外資系企業に特化した転職エージェントサービスを提供しています。
正社員・派遣・契約社員など幅広い雇用形態で外資系企業の求人案件を保有しているため、どうしても外資系に勤めたいという想いのがある方であれば、まずは登録してコーディネーターの面談を受けるのをオススメします。
世界有数のグローバル企業の案件にも出会えるかもしれません。
公式サイトはこちら特化型の転職エージェントは、自分の希望に応じて使い分けることをオススメします。
50代の転職を成功させる6つのポイント

色々な転職エージェントがあるんだな、と今の転職の仕組みが分かってきました。しかし、転職エージェントのみならず、色んな転職サービスがたくさんあったり、やらないといけないことも多いようで少し先が思いやられています。
これだけは押さえておくと大丈夫、というようなポイントがあると助かるのですが、何かいい方法はありませんか?

確かにこれだけ転職に関する情報を聞いていると、これからやることが多くてなかなか大変に思われるかもしれませんね。
しかし、50代の転職におけるポイントを押さえていれば、少ない労力で自分の希望に合った求人に出会うことができるはずです。一つひとつ紹介していきますので、参考にしてみてください!
50代の方が転職を成功させるためのポイントを6点ご紹介します!
ポイント1 今までの経験を活かせる仕事を探す
50代の方は基本的に未経験の枠ではなく「経験枠」の転職が中心となります。
これまでの社会人経験数十年のスキル・キャリアを会社の成長に活かしてくれるような存在を求められているのです。
だからこそ、これまでの経験を活かせるような仕事を探すのが良いでしょう。
そうすることで、50代の転職であっても長期間にならずスムーズに終わらせることができるかもしれませんよ。
ポイント2 超即戦力だということをアピールする
やはり、一番大切なアピールポイントは「超即戦力」であるところです。
今までの経験、スキル、人脈を最大限に活かして貢献できるという点をアピールするのが重要です。
通常の転職であれば「即戦力」であることが重要なのですが、50代の転職となるとそれを更に超えたものであることを伝えることが重要です。
自分自身が成果をあげられることはもちろん、そうした組織作りや後輩育成ができるといった点を伝えていきましょう。
そうすることで、あなたの評価はグッと上がるかもしれません。
ポイント3 謙虚な姿勢を忘れない
50代の転職において最もつまずきやすい理由は、自分のこれまでのキャリアや経験に必要以上に自信を持ちすぎたり固執しすぎたりするからです。
その様子が面接の態度などから見えてしまい、せっかくのスキル・経験があっても避けられてしまうというのを繰り返してしまうようです。
そうならないためにも、常に謙虚な姿勢を忘れずに転職活動に臨むのが大切です。企業側もその姿勢をきっと前向きに受け止めてくれるでしょう。
ポイント4 年収が下がることも覚悟しておく
50代からの転職であれば、必ず年収が上がるとは思わないのが良いでしょう。
大手企業から中小企業・ベンチャー企業へ転職する場合などは確実に年収が下がってしまいます。
しかし、その分これまでにない裁量権や挑戦のフィールドがあるので、やりがいのある仕事が待っていることでしょう。
待遇だけではない新しいものを掴むための転職と割り切る姿勢も必要ですね。
ポイント5 転職エージェント×求人応募×スカウトを組み合わせる
転職は様々な方法があるので、それらのどれがあなたにピッタリと当てはまるかは試してみないと分かりません。
転職エージェントはあなたの就活をイチからサポートしてもらうことができて、通常の転職サイトでは自由に自分の好きな条件で求人を探すことができて、スカウトではあなたの経歴に興味を持った企業からの声に耳を傾けることができます。
それぞれの良さを掛け合わせることで自分に合う転職活動を見つけていきましょう。
ポイント6 若手向けの求人には応募しない
各企業ごとに採用の方針が異なりますので、ハイキャリアを望む求人があれば若手向けの求人だって存在します。
ハイキャリアを望む求人に対して若手が応募してしまえば落ちてしまうのは当然ですよね。それとは逆の話で、若手を求めている求人にハイキャリアの方が応募しても落ちてしまいます。
落ちて当たり前の求人に力を注いでしまうのは自分にとってももったいないことですし、企業側にも迷惑をかけてしまいます。どんな求人であるのかをちゃんと見極めて自分のフィールドで戦うようにしていきましょう。
転職エージェントの利用方法を6ステップでご紹介

今回初めて転職エージェントを使用するので、どのようにして進めていけばいいのか分かりません。
WEBでの転職活動などもあまり慣れていないため、不安が残っています。また、転職エージェントを使うことでどんなメリットがあるのかも改めて知っておきたいなと思っていますので、教えていただいてもよろしいでしょうか。

初めての転職活動であれば、転職エージェントが何なのか分からなくて当たり前なので安心してください!また、WEBでの転職活動と言っても、転職エージェントサービスであれば担当との面談など直接会って話すことのほうが多いので、色々と安心できると思いますよ。
これから紹介するステップに沿って登録・転職活動をしていきましょう。
転職エージェントを初めて使う人必見!転職エージェント登録から内定獲得までの流れを紹介します!
ステップ1 公式サイトから登録し、面談の予約をする
この記事で紹介した転職エージェントや、口コミサイトなどから気になる転職エージェントを見つけたら、まずは公式サイトに行って中身を確認しましょう。
改めてそこでその転職エージェントが公式に提供しているサービス内容やメディアコンテンツなどを見てみて、自分に必要なものが揃うのかをチェックするのが大切です。
履歴書に記載する内容等さえ揃っていればすぐに登録ができます。
ステップ2 面談で希望の条件や経歴などを伝える
実際に面談をするときには、あなたのこれまでのキャリアや身につけたスキルなどを話すことになります。
まずは自分の経験したことや担当したプロジェクト、マネジメント経験等を素直に話すのが大切です。
転職エージェントはあなたの転職が上手くいくようにサポートをしてくれるので、その内容を基により良い伝え方を教えてくれます。企業側にあまり伝えたくない内容から自分の一押しのポイントまで全て話しましょう。
あなたの意外な魅力や良い点を引き出してくれるかもしれませんよ。
ステップ3 求人を紹介してもらい、応募する
その後あなたの希望やスキルをもとに、いくつか求人の紹介を受けます。
大体5件から10件ほどを提示されその中から気になる求人、普通の求人、希望しない求人などに分けながら厳選していきます。その際に気をつけておくと良い点は、ちょっとでも良いなと思ったところには応募をしてみることです。
自分の本命となるような企業の面接を受ける前に、いくつか練習をしておくと心にゆとりが生まれるはずです。
また、自分の可能性を閉ざさないためにもまずは門戸を広くしておくのがオススメです。
ステップ4 職務経歴書や面接の添削を受ける
ここが転職エージェントを活用するときに最も嬉しいポイントといえるかもしれません。
履歴書・職務経歴書についての書類添削や、自分が受けたいと思う企業に合わせた面接対策を受けることができます。
自分の提出する書類の事前の添削、各企業ごとに合わせた想定問答を活用した面接対策などがあるので、自信をもって採用試験に向かうことができるでしょう。
全く情報が無いまま受けるのとは天と地の差があるので、ぜひ活用していきましょう。
ステップ5 採用試験を受け、フィードバックをもらう
たとえ面接後に不採用通知が来た際も、全く無駄にならないのが転職エージェントを活用した転職の良い点です。
普通の転職であれば「不採用通知」が来るのみで何のフィードバックをうけることはできません。
しかし転職エージェントを介していれば、少なからず何かしらの「不採用にした理由」を企業が転職エージェント側に伝えています。その内容を部分的にでも聞くことができるはずなので、積極的に聞いてみると良いでしょう。
こうしていくつかの改善を進めながら転職活動を進めていくのが、内定獲得への近道です。
ステップ6 内定獲得
実際に内定獲得を受けてからも、転職エージェントをまだまだ活用することができます。
内定獲得後にまず行うのが企業との入社日や各種手続きの対応です。また、その他選考が続いている企業があれば、転職エージェントを経由して辞退の連絡ができてしまうのも、楽なポイントかもしれませんね。
また、内定先から出た条件と少し合わないな…と感じたときは遠慮なく転職エージェントにそのことを話しましょう。
自分が少しでも良い条件で働くためにも必要となる工程です。どうしても自分一人の転職活動だと内定先に条件交渉をするのは気を遣うため、間に入ってもらうことで心置きなく自分の希望を伝えることができるでしょう。
また、現職を退職する流れがあまり上手くいかない時にも相談に乗ってくれるので、遠慮なく活用しましょう。これらが全て完了すれば、転職活動は終了となります!
50代が転職エージェントを最大限に活用するコツ6選

色々と転職エージェントを活用した転職の流れが分かってきました。しかし、転職エージェントのみならず、色んな転職サービスがたくさんあったり、やらないといけないことも多いようで少し先が思いやられています。現代の転職は大変だなという印象です。これだけは押さえておくと大丈夫、というようなポイントがあると助かるのですが、何かいい方法はありませんか?

確かに、これだけ転職に関する情報を聞いているとなかなか大変に思われるかもしれませんね。しかし、転職エージェントを最大限に活用していくためのポイントを押さえていれば、少ない労力で自分の希望に合った求人に出会うことができるはずです。一つひとつ紹介していきますので、まずはこちらを参考にしてみてください!
転職活動をスムーズに進めていくために、転職エージェントを最大限に活用していきましょう。
コツ1 総合型と特化型を使い分ける
転職エージェントには、前述した通り「総合型」と「特化型」の2種類があります。
業界・職種問わず求人案件を保有している「総合型」と、様々な条件に特化した「特化型」です。自分に合うものをしっかりと選びながらそれぞれを並行して活用することで、自分の望む求人に数多く出会うことができるはずです。
それぞれで自分のスキルやキャリアの押すポイントを変えていくことも必要になってくるかもしれませんね。
コツ2 すぐにでも転職したいと伝えておく
転職エージェントもビジネスとして行っているので、転職者が前向きに転職に取り組んでいるか否かを見極められていると思いましょう。
そのため、自分から積極的に求人の情報を求めたり転職相談をしたりすることで、キャリアアドバイザーも前向きに対応をしてくれるはずです。
また、受動的に行ってしまうとキャリア相談や求人紹介の優先度が下がってしまうかもしれませんので、要注意です。
コツ3 選考対策を必ず行ってもらう
自分のこれまでの経験やスキルから、転職活動もスムーズにいくと思ってはいけません。
転職活動はそれだけ特殊な場でもあるので、一般的なスキル・魅せ方だけでは乗り切れないこともあります。人事担当者の目線・経営者の目線からどのように求職者のことを見つめているのかを理解しなければいけません。
一度自分の振る舞いや話を客観的に見てもらうためにも、選考対策をするのがオススメです。
コツ4 必ずフィードバックをもらう
選考対策を行ったうえで必ず必要になるのは「フィードバック」です。
特に50代の皆さまであれば、なかなかこのようなフィードバックを受ける機会は減ってきていると思います。これを良くとらえて、滅多にない自分を振り返る機会・更なる成長を目指せる機会だと思いましょう。
フィードバックをうまく活かして、より良い転職活動にしていくのが、最短で内定を獲得するために重要な姿勢と言えます。
コツ5 スキルや経歴は全て伝えておく
転職エージェントはあくまでもあなたが伝えた内容をもとに「オススメの求人」や「キャリア相談」を行ってくれます。
この大前提となる「スキルや経歴」が誤ったものであれば、適切なアドバイスを行うことはできません。
また、転職エージェントはあなたの味方ですので、収入・休み・働き方などの企業側には伝えにくい希望条件、あまり話したくない経歴についても素直に話すのが大切です。
それにより、あなたの理想の転職が実現できるはずです。
コツ6 質問や交渉は担当者に任せる
50代の転職では、「確実なスキル・経歴のアピール」と「謙虚さ」を併せ持っている姿勢を示すのが大切です。
転職エージェントという転職サービスを利用している場合は、基本的にエージェントの担当者に任せていくのが大切です。
企業側も担当者を介して連絡する前提で動いていますので、求職者から急に質問や交渉がやってくるとびっくりするかもしれません。おとなしくエージェントの担当者に任せて、転職を進めていくのがオススメです。
転職エージェントで転職活動がうまくいかない時の対処法5選

転職エージェントを一通り使ってみたのですが、私には合わなかったようで就職が決まらないまま数カ月が過ぎてしまいました。サービス自体は良かったのですが、自分自身が希望する業界・職種の案件がなかなかないようでした…。転職エージェント以外でなにかオススメする転職の方法はありませんか?

人によって向き不向きがあったり、こだわりのとても強い方については自分で別の方法をみつける必要があったりしますので、そんなこともあるでしょう。そういうときには今からご紹介するそれぞれの方法を試してみると、自分に合った企業を見つけることができると思いますよ。ぜひ諦めずに一つひとつ試していきましょう!
転職エージェント以外の転職方法をそれぞれご紹介していきます!
対処法1 ハローワークで地元の求人も見てみる
今どきハローワーク?と思う人もいるかもしれませんが、隠れた優良求人を見つけることができてしまうのがハローワークです。お金をかけて求人広告を出さずとも求人が集まってしまったり、日頃そのようなサービスを扱わないほど退職率の低い企業などが登録をしていることもあります。
また、あなたの経歴などを見て、経営者のほうから条件を多少上げてオファーがかかる可能性もあります。
地元の隠れた優良企業を見つけるときに有効な手段として覚えておいてもいいかもしれません。
対処法2 転職サイトのスカウト機能を活用する
多くの転職サイトには、オファー機能というものがあります。
それは、自分の経歴やスキルなどを登録しておくと、その情報を見た企業側から直接オファーの連絡が来るというものです。
直接の連絡先(電話やメール)に来るのではなく、各転職サイト内に用意されているメールボックスに届くので安心です。そうしたオファー機能は、企業が条件を絞ってオファーを出しているのであなたに少なくとも興味があるということです。
ぜひその機会を掴んでみるのもいいでしょう。
対処法3 希望の会社があれば自分で応募してみる
近頃では自社サイトの中に「採用情報」や「採用特設ページ」などを設ける企業が増えてきています。
「わざわざ自社のサイトまで見に来て応募をするということは、熱意のある応募者だ」と採用担当者の方はきっと思うはず。
だからこそ、狙いの企業がある場合は、まずはホームページを確認してみてそこに採用情報・応募フォームがないかを確かめるのが得策です。ぜひ直接、自分の熱意や想いをぶつけていきましょう。
対処法4 知人に紹介してもらう
50代の方の転職で意外とおすすめなのは知人の紹介という方法です。
これまでの仕事での人脈・趣味の繋がりや友人など幅広い関係がきっとあるはず。知人からの口添えがあれば、あなたの魅力やその強みを的確に企業の人事担当者に伝えてくれるでしょう。
書類選考を突破するのが容易になるだけで、グッと可能性が高まります。自分の身の回りの人に「転職したいと思っている」と話してみると、意外とこんなポストが空いているという話をもらえたりしちゃいますよ。
対処法5 紹介予定派遣で正社員を狙う
紹介予定派遣とは、最長6か月の派遣期間終了後、労働者と派遣先企業の双方合意のもとに社員となる働き方です。
定められた期間を「派遣社員」として働くことで、実際の仕事内容や職場を見極めることができて、未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがある働き方です。
また、自分だけでは探せなかった企業に出会うことができて、転職活動にかかる労力や時間も節約できます。
自分の実力やスキルが足りているのかという点を確認できたり、これまで培ってきた経験やスキルが本当に活かせるかといった不安を事前に解消できたりとメリットのある正社員の狙い方です。