40代にオススメな転職エージェント15選。転職を成功させるポイントとは

「40代の方が転職を成功」するためには、適切な転職の方法を理解することが大切です!なぜなら、40代の転職は若手に比べると求められているスキルやポジションが異なるので、それに合わせた転職活動を行う必要があるからです。
そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「40代の転職」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、40代の転職がスムーズに進む方法が理解できて、転職活動のスタートをきることができます!
※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。
- 各転職エージェントのデメリットを打ち消して利用できる
- 様々な視点でアドバイスをもらえる
- 多くの非公開求人を確保できる
- 複数の企業に内定した時に好条件で入社できる
目次
40代の転職に求められるスキル4選

私はこれまで1つの会社にずっと勤めており、転職をこれまで経験することがないまま40歳になりました。
しかし、近頃勤めている会社の方向性や未来に不安を覚えて来たので、転職をしたほうが良いのではないかと思い始めました。
40代の転職は何かと難しいと聞きますが、何か良い方法があればと思っています。何かアドバイスを貰えると嬉しいです。

40代からの転職活動は確かに一般的には難しいといわれています。
しかし、今企業では自社を支えてくれるようなハイキャリアな方、中間管理職として活躍してくれる方を募集しているところも十分にあります。まずは40代の転職者に期待される能力・スキルを知ったうえで、自分を見つめなおしていきましょう。
40代の転職に求められる能力・スキルを整理して、自分のアピールポイントを見つけていきましょう!
その1 コミュニケーション能力
長い社会人経験の中で、様々なタイプの人と関わってきた経験は、きっとアピールポイントにつながるでしょう。
どんなタイプの人間なのか、どんな立場なのか、社内の人間か顧客なのかでそれぞれ合わせて対応してきたコミュニケーションの力は、若手にはできない長年にわたって培った能力と言えます。
そのコミュニケーション能力がこれまでどのようなところで活かされてきたか、また今後活かされるかを考えてみましょう。
その2 自立性
長年企業で働いているからこそ、企業を俯瞰して見ることができるようになっているでしょう。
だからこそ、一つひとつの仕事に対して「やらされる」のではなく、自ら目的をもって自立的に行動をとられていることと思います。
企業としては、経営陣の意図を汲み取って自ら行動できる人に価値を見出すことでしょう。
そうした自立性をアピールすることで、セカンドキャリアとして別の企業の管理職などに転職することができる可能性がありますよ。
その3 リーダーシップ
特定の人間関係に依存することなく、自分で周りを巻き込みながら進むべき道を指し示す「リーダーシップ」が求められています。
会社には様々なタイプの社員がおり、それぞれの意志や考えが有象無象に取り巻いています。
それぞれに任せていては仕事が円滑に進みません。そこで、リーダーシップをもってチームを引っ張る存在を企業は求めています。
どんな形でチームを支える・引っ張るタイプだったのかを良く振り返り、そのうえでどのような貢献ができるのかを整理しておくと良いでしょう。
その4 管理能力
一見地味に見えますが、とても大切な能力なのが「管理能力」です。
若手であればプレーヤーとして自分のことだけを見ていれば成果が上がっていきますが、管理職として必要なのはそれらの人材を束ねて管理(マネジメント)していく能力です。
部下を抱えるということは、その部下が会社の指し示す道に従いながらアクションを起こしているかを管理しないといけないということです。そのために必要な管理能力があるか否かというのは大切なポイントとなるでしょう。
40代の人が転職エージェントに登録するときのポイント3選

40代で初めて転職を行うので、何からスタートしていけばいいのかあまり分かりません。転職エージェントのサービスを使うと便利だということは聞いたのですが、どこのものを使ったらよいのか…。はじめの一歩をどのように踏み出せばいいのかを教えてください。

これだけ転職に関するサービスが溢れていると、何からアクションしていけばいいのか分からなくなってしまいますよね。そんな方にはいくつかポイントを絞って無理なく転職活動をスタートするのをオススメします。そのうえで余裕が出てきたら本格的に指導をしてみましょう。まずは次の3つを意識して動いてみてくださいね。
40代の人が転職エージェントに登録するときは、ここから始めていきましょう!
ポイント1 なるべく多くの転職エージェントに登録する
40代の転職は20~30代に比べて求人案件数が少ないというのが現状です。
だからこそ、できる限り多くの転職エージェントに登録をして、自分が触れられる求人案件の数を増やしておくのが大切です。
母数を増やすことで、対象となる案件が自ずと増えますので、その中でしっかり見極めていきましょう。
どのサービスも基本的には無料で活用できるので、まずは登録するところからスタートです。
ポイント2 大手で求人数の多い転職エージェントは必ず利用する
中でも大手のものは確実に登録するようにしていきましょう。
リクルートエージェント・doda・パソナ・ビズリーチなどこれまで一度は聞いたことのある名前が多いでしょう。
大手のものほど幅広い求人案件を保有しているため、40代の方でも満足できるような案件を見つけることができるでしょう。
そしてサポートの質も高い所が多いため、スムーズな転職活動を進められる傾向にあります。
ポイント3 キャリアに自信がある場合、特化型エージェントを活用する
自分のこれまでのキャリア・経験・スキルに自信がある方は、ハイキャリアに特化したエージェントを活用することをオススメします。
中には年収2000万円の案件を保有するものや、管理職だけを取り扱っているもの、役員などの企業の重要職を扱うものまであるんです。
自分がそのポジションにつける可能性があるかどうかを確かめるために使うのも良いかもしれません。
キャリアに自信がない40代にオススメの転職エージェント6選

管理職としての経験があまりなく、40代の転職に求められる要素が余り備わっていないので不安になってしまいました。
転職市場で求められていないのであれば、今の企業に勤めているのがよいのでしょうか…。本心としては転職をしたいと思っていたので少し残念です…。

いえいえそんなことはありませんよ!40代の方でキャリアに自信が無い人でも十分に転職のチャンスはあります。
ハイキャリア・エグゼクティブを狙っていくやり方ではなく、自分のプレーヤーとしてのスキルや社会人経験をもとに転職を進めていきましょう。そんな方におすすめの転職エージェントをご紹介していきますね!
キャリアに自信が無い方でも大丈夫!転職エージェントをうまく活用して転職活動を進めましょう。
オリコン満足度1位を獲得した【Spring転職】
引用元:Spring転職
人材派遣業界で有名なアデコが提供する転職エージェントサービスです。
特徴としては、エージェントが業界・職種によって専門特化されており、自分の希望業界・職種に沿った担当者を選ぶことができるんです。そのため、担当とのミスマッチを防ぐことができるだけなく、専門性の高いアドバイザーとして信頼できる担当者を見つけることができます。
だからこそ、自分が分からない業界・職種について詳しい担当者を捕まえられる点でとてもオススメの転職エージェントと言えます。
国内最大の求人数を誇る【リクルートエージェント】
引用元:リクルートエージェント
求人広告・転職エージェントの古株ともいえるリクルートが提供しているエージェントサービスです。
保有している案件数が圧倒的に多いという点と、経験者を求めるものや高収入の非公開求人も集まってきやすいブランド力があるので、自分のこれまでの経験・スキルを活かしてしっかりと転職をしていきたいという方にとって、登録していて損はない転職エージェントといえるでしょう。
業界トップレベルのサポート力やノウハウを得られる点でも外せないサービスです。
40代の転職ノウハウが豊富【doda】
引用元:doda
転職メディア・エージェントサービスについて30年近くの提供実績があるdodaは、パーソルキャリアが運営しているサービスです。
20代の若手からハイキャリアの方まで幅広く支援をしているので、年代問わず満足できる転職エージェントと言えます。
また、dodaのホームページ内にあるコラムでは、年代別に転職時に気をつけておくべきことなども詳しく紹介されているので、参考になる情報を数多く集めることができるでしょう。
IT業界を目指す40代にオススメ【ワークポート】
引用元:ワークポート
ワークポートは、IT業界に絞った専門特化型の転職エージェントです。
そして、キャリア・年代に問わず手厚いフォローを行うと口コミでも多数あがっているほど、丁寧な就職支援に定評のあるサービスです。
たとえ浅いキャリアの40代転職者であっても、これまでの経験やスキルをしっかりヒアリングの上、それに合わせた転職活動のサポートをしてくれます。IT業界を検討している人であれば、登録していて損はない転職エージェントです。
転職後年収アップ率67.1%【パソナキャリア】
引用元:パソナキャリア
転職・派遣などで知名度の高い「パソナキャリア」ですが、40代向けの転職活動にも力を入れています。
また、業界ごとに専門のコンサルタントが在籍しており、それぞれのユーザーが希望する業界に合わせて、進路相談・悩みに真摯に向き合いキャリアアップを全力でサポートする体制を整えられているのが特徴です。
年代・年収問わずサポートの手厚さに定評があるため、満足のいく転職活動が進められるでしょう。
30〜40代専門【ミドルの転職】
引用元:ミドルの転職
ミドルの転職はその名の通り、30~40代までを対象とした転職エージェントサービスです。
キャリアに自信の無い層からハイキャリア層まで幅広く取り扱っているので、年代さえ合っていれば登録をオススメします。
登録者の平均年齢は45歳で各業界・分野に専門特化したエージェントが転職活動を支援してくれます。
この「ミドルの転職」は、「en転職」でおなじみのエン・ジャパン株式会社が提供しているサービスなので、運営母体も安心ですね。
キャリアに自信がある40代にオススメの転職エージェント5選

私はこれまでのプレイヤー・マネジメント経験それぞれを活かして、更なる可能性を自分のキャリアに見出したいと思っています。そのためには今の会社ではなく新しい環境でイチから試してみたいという想いもあります。
こんな私にオススメの転職エージェントがありましたら、ぜひ教えてほしいです。

ハイキャリアを目指していくための転職エージェントですね。それであれば、いくつかオススメがありますので是非登録・面談をしてご自身に合うものを選んでみてください。
ハイキャリア向けの転職エージェントは、本当に非公開求人がそれぞれありますので、複数種類を上手に使っていくのがオススメですよ。
ハイキャリア向けの転職エージェントをそれぞれ試して、自分に合うものを選んでいきましょう!
30〜50代向けのハイクラス求人が豊富【JACリクルートメント】
引用元:JACリクルートメント
高収入をしっかり目指したいという方であれば、JACリクルートメントがオススメです。
JACリクルートメントはロンドン発祥の外資系転職エージェントで、日本でも多数の転職支援実績を誇ります。
外資系の転職エージェントだからこそ、外資・海外の求人やハイエンド層向けの求人を多く保有しており、それに合わせた手厚いサポートが評判です。
高収入を目指したいという人であれば、外資系転職エージェントの代表株としてJACリクルートメントに登録していれば安心ですね。
年収1,000万以上の求人2万件以上【ビズリーチ】
引用元:ビズリーチ
BIZREACH(ビズリーチ)は最近テレビCMなども増えてきて、少しずつ知名度が上がってきています。
CMの内容で「どこであんな人材を?」と面接担当者が驚くような人材に出会える点を企業へのアピールポイントにしているなど、即戦力となるような人材を紹介することが上手い転職エージェントです。
その分、経験者向けの高収入の案件がたくさん集まってきています。今後も認知度が上がっていくうえでどんどん高収入案件数も増えていくでしょう。
これからハイキャリアを目指していきたいという人にもピッタリの転職エージェントです。
40代で年収800万以上を目指している人向け【転機】
引用元:転機
転機は、面接時に経営者と直接話して決めることができることを売りにしているちょっと特殊な転職エージェントです。
大手の転職サイト・エージェントサービスでは扱わないようなハイクラス人材向けの案件を多く保有するエージェントサービスといえます。
登録後に見られるページでは、求人を出している会社の経営者が出演する動画を見て、実際に受ける企業・面談する企業を選ぶことができるようになっています。
直近年収600万以上の人向け【キャリアカーバー】
引用元:キャリアカーバー
CAREEA CARVER(キャリアカーバー)は、人材業界大手のリクルートが運営する、ハイキャリア・エグゼクティブ求人を専門に取り扱う転職エージェントです。
担当となる転職エージェントを自分で選ぶことができるのが最大の特徴です。
自分の希望する条件や性格に合った担当者を自分で選ぶことができるのはなかなかないサービスです。
今後ハイキャリアを目指していきたいという人であれば、満足のいく条件の求人が多くあるため、是非一度登録してみるといいかもしれません。
マネジャー職以上を目指す人にオススメ【クライス&カンパニー】
引用元:クライス&カンパニー
クライス&カンパニーは、マネジャー職以上に特化した転職エージェントサービスです。
そして転職を今すぐ考えている人、ゆくゆくは転職したい人どちらもその立場に合わせたサポートができるように「エントリー」と「プレエントリー」の二つに分けているのも特徴です。
マネジャー職として働きながら、次なるキャリアを少しは考えてみたいなという人にもオススメできる転職エージェントです。
「働く」を見つめなおすキャリア相談のパートナーを見つける気持ちで登録するのが良いでしょう。
40代にオススメな特化型転職エージェント4選

私は通常の転職サイトなどではなかなか求人情報が出回らないような業界・役職のため転職活動を行うのが非常に難しいと思っています。それこそ、コネクションが重要となるので転職メディアやエージェントではなかなか進められないと思うのですが、何かいい別の方法はないでしょうか?

特別な業界・職種であっても、転職エージェントをしっかり選べば支援を受けられる場合もあります。転職エージェントの中にも「特化型」といって、特定の業界や職種、エリアに特化した情報を提供するものがあります。特殊な業界の風土に合わせた転職サービスを提供しているので、まずは自分の求める転職先に特化したものが無いか調べてみるのをオススメします。
40代の方にオススメできる特化型の転職エージェントサービスをご紹介します!
語学力を活かす転職が可能【アージスジャパン】
引用元:アージスジャパン
アージスジャパンは、外資系の企業や日系グローバル企業の転職に強い転職エージェントサービスです。
語学力を活かしたいという方や、外資系企業で実力を試したいという方に特にオススメする転職エージェントです。
実際にこの領域で約20年近く運営をしている企業なので、実力・サポート力などもバツグンのキャリアアドバイザーがあなたのセカンドキャリアを応援してくれるでしょう。
外資系に特化した転職エージェント【ISSコンサルティング】
引用元:ISSコンサルティング
「自動車・機械・化学」などのメーカー系、「アパレル・食品」などの消費財系の業界に強みのある外資系特化型の転職エージェントサービスです。
有名企業も多く担当しており、ハイキャリアの求人のみを扱っています。
在籍しているキャリアコンサルタントは、各業界毎に専門特化されており、ほとんどがその業界の経験者で構成されているようです。
また、定期的に業界別の個別説明会なども開いているようなので、そうしたイベントを活用するのもいいかもしれませんね。
金融・コンサルに特化【アンテロープ】
引用元:アンテロープ
金融・外資コンサルなどに特化された転職エージェントサービスのアンテロープ。
業界未経験であっても転職できたという口コミもあるほど、その業界への挑戦者をサポートする力のあるエージェントです。
近頃では、ハイキャリアを活かしてスタートアップ企業へ転職をするのを支援するサービスにも力を入れているようです。
自らの金融・コンサル業界のキャリアを十分に活かして転職したい方や、そうした経験をこれからでも積んでいきたいという方にはオススメです。
世界有数のグローバル企業への転職が可能【ロバートウォルターズ】
引用元:ロバートウォルターズ
ロバートウォルターズはロンドン発祥の人材紹介会社で、日本の「ロバートウォルターズジャパン」では外資系企業に特化した転職エージェントサービスを提供しています。
正社員・派遣・契約社員など幅広い雇用形態で外資系企業の求人案件を保有しているため、どうしても外資系に勤めたいという想いのがある方であれば、まずは登録してコーディネーターの面談を受けるのをオススメします。
世界有数のグローバル企業の案件にも出会えるかもしれません。
公式サイトはこちら
特化型の転職エージェントは、自分の希望に応じて使い分けることをオススメします。
転職エージェントの利用方法を7ステップでご紹介

今回初めて転職エージェントを使用するので、どのようにして進めていけばいいのか分かりません。
WEBでの転職活動などもあまり慣れていないため、不安が残っています。また、転職エージェントを使うことでどんなメリットがあるのかも改めて知っておきたいです。

初めての転職活動であれば、転職エージェントが何なのか分からなくて当たり前なので安心してください。
また、WEBでの転職活動と言っても、転職エージェントサービスであれば担当との面談など直接会って話すことのほうが多いので、色々と安心できると思いますよ。これから紹介するステップに沿って登録・転職活動をしていきましょう。
転職エージェントを初めて使う人必見!転職エージェント登録から内定獲得までの流れを紹介します!
ステップ1 公式サイトから登録し、面談の予約をする
口コミサイトなどから気になる転職エージェントを見つけたら、まずはその名前で検索をして公式サイトに行きましょう。
改めてそこでその転職エージェントが公式に提供しているサービス内容やメディアコンテンツなどを確認して、自分に必要なものが揃うのかをチェック。
履歴書に記載する内容等さえ揃っていればすぐに登録ができます。
ステップ2 面談で希望条件やスキルを伝える
実際に面談をするときには、あなたのこれまでのキャリアや身につけたスキルなどを話すことになります。
まずは自分の経験したことや担当したプロジェクト、マネジメント経験等を素直に話すのが大切です。
転職エージェントはあなたの転職が上手くいくようにサポートをしてくれるので、その内容を基により良い伝え方を教えてくれます。企業側にあまり伝えたくない内容から自分の一押しのポイントまで全て話しましょう!
あなたの意外な魅力や良い点を引き出してくれるかもしれませんよ。
ステップ3 求人を紹介してもらい、応募する
その後あなたの希望やスキルをもとに、いくつか求人の紹介を受けます。
大体5件から10件ほどを提示されその中から気になる求人、普通の求人、希望しない求人などに分けながら厳選していきます。その際に気をつけておくと良い点は、ちょっとでも良いなと思ったところには応募をしてみることです。
自分の本命となるような企業の面接を受ける前に、いくつか練習をしておくと心にゆとりが生まれるはずです。
また、自分の可能性を閉ざさないためにもまずは門戸を広くしておくのがオススメです。
ステップ4 職務経歴書や面接の添削を受ける
ここが転職エージェントを活用するときに最も嬉しいポイントといえるかもしれません。
履歴書・職務経歴書についての書類添削や、自分が受けたいと思う企業に合わせた面接対策を受けることができます。
自分の提出する書類の事前の添削、各企業ごとに合わせた想定問答を活用した面接対策などがあるので、自信をもって採用試験に向かうことができるでしょう。
全く情報が無いまま受けるのとは天と地の差があるので、ぜひ活用していきましょう。
ステップ5 採用試験を受け、フィードバックをもらう
たとえ面接後に不採用通知が来た際も、全く無駄にならないのが転職エージェントを活用した転職の良い点です。
普通の転職であれば「不採用通知」が来るのみで何のフィードバックをうけることはできません。
しかし転職エージェントを介していれば、少なからず何かしらの「不採用にした理由」を企業が転職エージェント側に伝えています。その内容を部分的にでも聞くことができるはずなので、積極的に聞いてみると良いでしょう。
こうしていくつかの改善を進めながら転職活動を進めていくのが、内定獲得への近道です。
ステップ6 内定獲得
実際に内定獲得を受けてからも転職エージェントを活用することができます。
内定獲得後にまず行うのが企業との入社日や各種手続きの対応です。
また、その他選考が続いている企業があれば、転職エージェントを経由して辞退の連絡ができてしまうのも、楽なポイントかもしれませんね。
ステップ7 希望に応じて年収などの交渉を行ってもらう
内定先から出た条件と少し合わないな、と感じたときは遠慮なく転職エージェントにそのことを話しましょう。
自分が少しでも良い条件で働くためにも必要となる工程です。どうしても自分一人の転職活動だと内定先に条件交渉をするのは気を遣うため、間に入ってもらうことで心置きなく自分の希望を伝えることができるでしょう。
また、現職を退職する流れがあまり上手くいかない時にも相談に乗ってくれるので、遠慮なく活用しましょう。これらが全て完了すれば、転職活動は終了となります!
40代が転職エージェントを最大限に活用するための5つのポイント

色々と転職エージェントを活用した転職の流れが分かってきました。しかし、転職エージェントのみならず、色んな転職サービスがたくさんあったり、やらないといけないことも多いようで少し先が思いやられています。
これだけは押さえておくと大丈夫、というようなポイントがあると助かるのですが、何かいい方法はありませんか?

確かにこれだけ転職に関する情報を聞いているとなかなか大変に思われるかもしれませんが、転職エージェントを最大限に活用していくためのポイントを押さえていれば、少ない労力で自分の希望に合った求人に出会うことができるはずです。
一つひとつ紹介していきますので、参考にしてみてください!
転職エージェントを最大限に活用するための5つのポイントはこちら!
ポイント1 転職に前向きですぐにでも転職したいと伝える
転職エージェントもビジネスとして行っているので、転職者が前向きに転職に取り組んでいるか否かを見極められていると思いましょう。
そのため、自分から積極的に求人の情報を求めたり転職相談をしたりすることで、キャリアアドバイザーも前向きに対応をしてくれるはずです。
また、受動的に行ってしまうとキャリア相談や求人紹介の優先度が下がってしまうかもしれませんので、要注意です。
ポイント2 希望条件を明確に伝える
転職エージェントはあくまでもあなたが伝えた内容をもとに「オススメの求人」や「キャリア相談」を行ってくれます。
この大前提となる「希望条件」が誤ったものであれば、適切なアドバイスを行うことはできません。
また、転職エージェントはあなたの味方ですので、収入・休み・働き方など企業側には伝えにくい希望条件についても素直に話すのが大切です。それにより、あなたの理想の転職が実現できるはずです。
ポイント3 相談をしたあとも2週間に1回は連絡をする
現職やプライベートが忙しい場合であっても、2週間に1回は転職エージェントにメール又は電話の連絡を入れると良いです。
繰り返しにはなりますが、転職エージェントもサービスとして提供しているので、どうしても転職に前向きな人を優先して対応せざるを得ません。
十分なサービスを常に受けるためにも定期的な連絡をするのが重要となります。その際には現在の転職活動の状況や現職での動きなどを逐一報告していきましょう。
ポイント4 担当が合わない場合は遠慮なく担当を変えてもらう
転職エージェントといえども、一人の人間なので各転職希望者との向き不向きがでてくるはずです。
あなたが少しでも「何かが合わないな…」と思うことがあれば素直に伝えていくのが大切です。
1つの転職エージェントには複数のアドバイザーが必ずいるので、そのサービスを使いたいけれど担当が合わないときは「担当変更」を願い出るのが得策です。
転職という人生の転換期にあたることですので、遠慮なく後悔の無いようにしていきましょう。
ポイント5 推薦文は必ずチェックする
転職エージェント経由での書類提出の場合、転職エージェントから企業への推薦文が追加されて送られます。
こちらは転職エージェントによっては求職者にも見せてくれるため、可能であれば一度目を通しておきましょう。
あなたの良さについて客観的に分析して文章にまとめられているため、今後自分を見つめていくうえでも重要な内容となってきます。その内容をもとに提出書類のブラッシュアップ、面接での話す内容思案などに役立てていきましょう。
転職エージェントで転職がうまくいかなかった時の対処法5選

転職エージェントを一通り使ってみたのですが、私は合わなかったようで就職が決まらないまま数カ月が過ぎてしまいました。サービス自体は良かったのですが、自分自身が希望する業界・職種の案件がなかなかないようでした…。
転職エージェント以外でなにかオススメする転職の方法はありませんか?

人によって向き不向きがあったり、こだわりのとても強い方については自分で別の方法をみつける必要があったりしますので、そんなこともあるとおもいます。
そういうときには今からご紹介するそれぞれの方法を試してみると、自分に合った企業を見つけることができると思いますよ。
転職エージェント以外の転職方法をそれぞれご紹介していきます!
対処法1 ハローワークで地元の求人も見てみる
今どきハローワーク?と思う人もいるかもしれませんが、隠れた優良求人を見つけることができてしまうのがハローワークです。
お金をかけて求人広告を出さずとも求人が集まってしまったり、日頃そのようなサービスを扱わないほど退職率の低い企業などが登録をしていることもあります。
また、あなたの経歴などを見て、経営者のほうから条件を多少上げてオファーがかかる可能性もあります。
地元の隠れた優良企業を見つけるときに有効な手段として覚えておいてもいいかもしれません。
対処法2 転職サイトのスカウト機能を活用する
多くの転職サイトには、オファー機能というものがあります。
それは、自分の経歴やスキルなどを登録しておくと、その情報を見た企業側から直接オファーの連絡が来るというものです。
直接の連絡先(電話やメール)に来るのではなく、各転職サイト内に用意されているメールボックスに届くので安心です。
そうしたオファー機能は、企業が条件を絞ってオファーを出しているのであなたに少なくとも興味があるということです。
ぜひその機会を掴んでみるのもいいでしょう。
対処法3 希望の会社があれば自分で応募してみる
近頃では自社サイトの中に「採用情報」や「採用特設ページ」などを設ける企業が増えてきています。
「わざわざ自社のサイトまで見に来て応募をするということは、熱意のある応募者だ」と採用担当者の方はきっと思うはず。
だからこそ、狙いの企業がある場合は、まずはホームページを確認してみてそこに採用情報・応募フォームがないかを確かめるのが得策です。ぜひ直接、自分の熱意や想いをぶつけていきましょう。
対処法4 知人に紹介してもらう
40代の方の転職で意外とおすすめなのは知人の紹介という方法です。
これまでの仕事での人脈・趣味の繋がりや友人など幅広い関係がきっとあるはず。知人からの口添えがあれば、あなたの魅力やその強みを的確に企業の人事担当者に伝えてくれるでしょう。
書類選考を突破するのが容易になるだけで、グッと可能性が高まります。自分の身の回りの人に「転職したいと思っている」と話してみると、意外とこんなポストが空いているという話をもらえたりしちゃいますよ。
対処法5 紹介予定派遣で正社員を狙う
紹介予定派遣とは、最長6か月の派遣期間終了後、労働者と派遣先企業の双方合意のもとに社員となる働き方です。
定められた期間を「派遣社員」として働くことで、実際の仕事内容や職場を見極めることができて、未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがある働き方です。
また、自分だけでは探せなかった企業に出会うことができて、転職活動にかかる労力や時間も節約できます。
自分の実力やスキルが足りているのかという点を確認できたり、これまで培ってきた経験やスキルが本当に活かせるかといった不安を事前に解消できたりとメリットのある正社員の狙い方です。
40代でも様々な転職方法を選ぶことができるので、色々とチャレンジしてみましょう!