【徹底解説】ビズリーチのリアルな評判とメリット・デメリット

ビズリーチは企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く転職支援サービスです。年収1,000万円以上のハイクラス求人が全体求人の1/3を占めており、キャリアアップ目的での転職に特化したサービスと言えます。
転職エージェント界に参入後、破竹の勢いでシェアを拡大しているビズリーチについて、サービス利用者の口コミや評判をもとに、徹底解説いたします!
但し、ビズリーチは「転職希望者と企業・ヘッドハンターを繋ぐポータルサイト的な役割」に徹しており、他のエージェントと異なり、ビズリーチのアドバイザーに相談できるようなサービスはない点に注意が必要です。
この記事で使用している口コミは、独自にインターネットリサーチを行い収集したものです。実際にエージェントサービスを利用したことがある方に限定してアンケートを実施しています。リアルな口コミとしてぜひ参考にしてみてください。
調査日:2021年1月22日〜1月27日
調査対象:ビズリーチを利用したことのある方
調査方法:インターネットリサーチ
ビズリーチの特徴
引用元:ビズリーチ

私は年収UPの転職を考えているのですが、どこの転職エージェントに相談すべきか悩んでいます。
最近テレビでよく見かけるビズリーチが気になっているのですがどうでしょうか?

ビズリーチは高収入案件が多いことで有名で、求人内容は特に高い評価を得ています。以下で詳しくご紹介します!
- 年収アップしたい方
- 転職における初歩的なアドバイス等は特に求めていない方
- 求人の質にこだわりたい方
ビズリーチのメリット
求人数が豊富でハイクラスが多い
ビズリーチの公開求人数は92,000件、登録ヘッドハンターは4,600人(※)となっています。
※ ビズリーチ公式サイト(2020年8月18日時点)

求人数もヘッドハンターの数も多いんですね!

はい!特に求人には高収入のものが多く、ハイキャリア向けのサービスになっています。以下の通り、アンケートではビズリーチの求人数だけでなく、求人内容を評価するコメントが多くあります。



その一方で、ネガティブ意見としては、


といった意見がありました。ビズリーチには有料プラン(プレミアムステージ)と無料プラン(スタンダードステージ)があり、有料プランは、全てのスカウトの閲覧・返信、全ての求人の閲覧・応募が可能ですが、無料プランは閲覧できるスカウトや求人が限られています。
ハイクラスに特化している
ビズリーチの提供しているサービスについて、これまでご紹介したものも含めてまとめると、以下のような特徴があります。
- 求人数とそのクオリティの評価は、転職エージェントの中でトップレベルに高い
- 求人数の1/3以上が年収1,000万以上のハイクラス求人
- 他社サービスは無料が一般的だが、ビズリーチは有料サービスをメインに提供している
求人のクオリティの評価が何よりも高く、年収UPを目指している方は登録必須のエージェントと言えそうです。デメリットとしては、有料でなければ十分なサービスが受けられないことや、転職アドバイザーがいないことで相談しやすい環境が整っていないことが挙げられます。
ビズリーチのデメリット
ビズリーチのデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
有料会員が前提のサービス
転職エージェントのサービスは、無料であることが大きなメリットですが、ビズリーチは無料サービスもあるものの、基本的には有料会員が前提のサービス設計になっている点がデメリットとして挙げられます。

このように、ビズリーチの最も大きなデメリットは有料であることが挙げられます。但し、利用者の中には「有料会員になるメリットはある」という声も多く、それだけ良質な求人を提供していることが伺えます。
ヘッドハンターの質にバラつきがある
ヘッドハンターはビズリーチ側が選考しているものの、その数が約4,600名いることで、ヘッドハンターの質のばらつきは否めないようです。


積極的なサポートは期待できない
サポート体制については、「評価できない」との意見が多くありました。
冒頭でご紹介した通り、ビズリーチでは「転職アドバイザーの相談サービス」は積極的に提供しておらず、転職希望者とヘッドハンターや企業との接点創出をサービスの主軸にしているため、サポートを受ける機会がほぼないことが理由として挙げられます。


との意見がありました。
他の転職エージェントと同様の期待値でビズリーチを利用すると、サポート体制に物足りなさを感じるケースが多いようです。事前にビズリーチのサービス内容を確認して、利用するようにしましょう。
アドバイザーはいない
既述しましたが、ビズリーチは「転職アドバイザーの相談サービス」を積極的に提供していないので、「評価できない」とのアンケートが散見されました。具体的には、以下の通りです。


一方で、専任のアドバイザーがいないメリットとも言えるコメントもありました。

また、スカウトの評価については、


登録から内定までの流れ
会員登録
まず、サイトの案内に沿って必要事項を記入します。その後、職務経歴書にこれまでの経歴を入力します。登録内容の審査が完了すると、サービスの利用が可能になります。
企業やヘッドハンターから届いたスカウトに返信
企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。その他にも、企業やヘッドハンターが掲載している求人を検索し、応募することができます。
ヘッドハンターに会う
ヘッドハンターと対面等でこれまでの経歴や希望の条件をさらに細かく伝えることが可能です。より希望にマッチした求人や秘匿性の高い求人を提案される可能性が高まります。
企業との面接
ヘッドハンターを経由しない場合は、企業からのスカウトや企業が掲載している求人で興味があるものがあれば、書類選考を経て、面接に進むことができます。
ヘッドハンターの紹介案件であっても、ヘッドハンターにあった後に、書類選考を経て企業との面接に入ります。
内定・退職交渉・入社
ヘッドハンターを経由している場合は、年収交渉・入社日の調整はヘッドハンターが行ってくれます。
併用おすすめのエージェント
転職エージェントを1つに絞る必要はありません。他の転職エージェントと一線を画すビズリーチの利用に加えて、併用をオススメするエージェントをいくつかご紹介します。
リクルートエージェント
引用元:リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェントサービスです。求人数も国内No.1(2021年1月14日現在)であり、転職エージェントの経験も豊富なので、ビズリーチとの併用に最もおすすめのエージェントと言えます。
平日は20:00まで、土日祝は18:00まで面談を受け付けていますので、忙しい転職希望者が重宝するサポート体制を設けています。
doda
引用元:doda
dodaの求人数はリクルートエージェントに次ぐ第2位(2021年1月14日現在)であり、大手の転職エージェントです。リクルートエージェントとdodaに登録をしておけば、求人はほぼ網羅できると考えて良いでしょう。
dodaは平日の面談時間が20:30まで、日祝は面談ができないものの、土曜日は19:00まで受け付けている点も、忙しい転職希望者への強みと言えます。
マイナビエージェント
引用元:マイナビエージェント
マイナビエージェントはリクルートエージェントやdodaと同じく転職エージェント界の大手ですが、リクルートエージェントと比較すると、規模はやや小さくなります。求人としては、ITや情報通信の分野に強みを持ち、第2新卒や20代の転職に長けているので、該当の人は併用が必須と言えそうです。
相談時間は、平日は20:30まで受け付けています(但し、日祝はお休みで、土曜日は17:30まで)。
パソナキャリア
引用元:パソナキャリア
パソナキャリアは、求人数こそ少ないものの、サポート体制には一定の評価があります。創業年も古く、転職におけるノウハウを多く蓄積している歴史あるエージェントです。
求人情報の不足は否めない一方で、求人については「的外れなものが送られてくる」といった評価は少なく、サポート体制や求人の質といった面では併用する価値の高いエージェントと言えます。
相談時間は平日は21:00まで、土曜日は18:00まで受け付けています(日祝はお休み)。
ハタラクティブ
引用元:ハタラクティブ
ハタラクティブの求人数は非公開ですが、その数は上述の4社には及びません。その一方で、サポートは手厚く、エージェントも親身に相談に乗ってくれるとの評価が多く見られます。
ハタラクティブの特徴は、利用者の3人に2人が正社員経験のない転職希望者であり、現職が非正規社員だが、正社員への転職を目指す場合は併用必須のエージェントと言えます。
相談時間は平日は21:00まで、土日祝は不定期となっています。
Q&A
Q.ビズリーチの有料会員について詳しく教えてください
A.ビズリーチの有料会員は以下の様に2種類に分かれています。ご自身で選択するのではなく、ビズリーチ側が独自の基準によって決定するようです。
タレント会員 | ハイクラス会員 |
---|---|
現年収750万円未満の人 | 現年収750万円以上の人 |
30日間コース 3,278円(税込)の一括払い | 30日間コース 5,478円(税込)の一括払い |
・一部のスカウト及び求人サービスのみ利用可。
・基本的に全サービスの利用が可能だが、年収1,000万円以上の求人応募は不可。 ・またハイクラス専門ヘッドハンターへの相談も不可 |
全サービスの利用可 |
※サービスの詳細については、必ずビズリーチにお問い合わせください。
Q.求人紹介メールには毎回返信が必要でしょうか?
A.基本的に返信の必要ありません。気になる求人があった際にリアクションをするようにしてください。
Q.転職エージェントは1つに絞る必要がありますか?
A.ありません。複数のエージェントに登録して、情報収集や相談先を多く確保することをお勧めします。